【いつでも元気!】メリッサ・マッカーシーの魅力!【出演作品やエピソードも】

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Molly
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今回はいつでも元気をくれる最高の女優、メリッサ・マッカーシーについてまとめてみました。彼女の魅力や経歴、出演作品もご紹介していきたいと思います

メリッサ・マッカーシーってどんな人?

メリッサ・アン・マッカーシー(Melissa Ann McCarthy)はアメリカの女優、コメディアンとして知られ、更には脚本家やプロデューサーとしても活躍しています。そんな多才でユーモアあふれる彼女の出演している作品は、最高に元気をもらえるコメディーが多めです。

make itより引用

彼女はアメリカのイリノイ州の農場「ビッグ・アイリッシュ・カトリック・ファミリー」育ち、ジョリエット・カトリック・アカデミーを卒業後、ニューヨークでスタンダップコメディアンとして活動します。その後ロスに移り、歴史的なコメディアン一座であるザ・グラウンドリングス(The Groundlings)の一員となります。そんな彼女をブレイクさせたのは「ギルモア・ガールズ」で演じたスーキー役で、主人公の最高な親友を好演しました。

その後もキャリアは順調で、アメリカCBSのコメディドラマ「マイク&モリー」の主演を務め、2011年にエミー賞(主演女優賞)を受賞しました。その後もヒット作品への出演が続き、世界的経済誌の「フォーブス」が発表する「世界で最も稼ぐセレブ」と言うランキングの常連になりました。

メリッサ・マッカーシーの出演作品をいくつかご紹介

ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン 2012年公開

様々な作品の名脇役を経たメリッサが、パワフルで癖のあるキャラクターを好演したこちらの作品は、全米興行収入1億ドルと言う数字を叩き出した大ヒットコメディです。メリッサはこの作品でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされました。

ストーリーは親友のブライズメイドをやることになった主人公を含む、個性的な5人の女性が繰り広げるドタバタコメディーです。ユニークなストーリー展開やキャラクター達で涙が出るほど笑えますが、友情の大切さを感じさせるシーンもあり、心も暖まります。メリッサはブライズメイドうちの1人であるメーガンを演じています。そして恋愛も仕事も絶不調な主人公アニーを演じたクリスティン・ウィグはメリッサと同じザ・グラウンドリングス出身で、劇中の息の合った2人のコメディアンならではの演技が最高です!

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それと、劇中でメーガンが口説く警察官ジョンを演じたのはベン・ファルコーンで、彼はメリッサの配偶者でもあります。夫婦で出演していたなんて素敵ですね!

タミー 日本劇場未公開

こちらの作品はメリッサが主演配偶者であるベンが監督を務めたコメディです。脚本もメリッサとベンが担当し、製作にはメリッサの他にもウィル・フェレルが参加し、豪華コメディアンが集結して作られた作品なのです。ベンもメリッサの役の上司として出演しており「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」に続き、この作品も夫婦で共演しています。

メリッサが演じたのは、夫に浮気され、仕事もクビになった主人公タミーです。そんなドン底のタミーは祖母のパールと車でナイアガラの滝に向かいますが、マイペースでハチャメチャな2人の道中はトラブルまみれ…この作品はそんなブッ飛んでいて笑えるロードムービーです!口が悪くアルコール依存症の祖母パールを演じたスーザン・サランドンや、お金持ちで物を爆発させるのが大好きなパールのいとこレノアを演じたキャシー・ベイツなど、俳優陣もとっても豪華です。

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筆者の私は大好きな作品ですが、評論家の評価が低くいのが少し残念…。「ストーリーが散らかっている」と言う意見を見受けましたが、私はとても楽しく観れました!

メリッサ・マッカーシー in ザ・ボス 世界で一番お金が好き! 日本劇場未公開

こちらの作品も「タミー」に続きベン・ファルコーンが監督を務め、メリッサが主演を務めたコメディー作品です。脚本と製作にも2人が携わり、今回もウィル・フェレルが参加しています。

この作品でメリッサが演じたのは、敏腕女性実業家のミシェル・ダーネルです。そんなミシェルは金の亡者で性格も最悪…そしてインサイダー取引をして一文無しになります。しかし元助手とその娘に助けられ、復活すべく大奮闘します。助けてくれた人々の優しい心に触れて、ミシェルの心も少しずつ丸くなっていくのです。この作品はそんなコミカルな復活劇です。

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劇中のセリフや演出は少々過激ですが、私はメリッサらしい大胆でパワフルな演技が気に入っています。評価は低めですが、手放しで笑うにはもってこいな作品だと思います。

SPY/スパイ 日本劇場未公開

こちらの作品はメリッサをはじめ、ジェイソン・ステイサムジュード・ロウが出演している大ヒットアクションコメディです。この作品でメリッサはゴールデングローブ最優秀主演女優賞にノミネートされました。

メリッサが演じるスーザン・クーパーはCIAの分析官で、ジュード・ロウ演じるブラッドリー・ファインの任務の補佐をオフィスからしていました。そんな時、任務中にファインが射殺されてしまい、クーパーは現場捜査官に志願して任務につく事になります。アクションシーンもあり、痛快コメディーに仕上がっています!

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個性豊かで豪華な出演陣に加え、コミカルで派手な演出やストーリーなのでテンポ良く見れます。アクションとメリッサ節の組み合わせがクセになる作品で、私は大好きです。

ライフ・オブ・ザ・パーティー 日本劇場未公開

この作品は「タミー」や「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」に続き、ベン・ファルコーンが監督を務めました。脚本もメリッサとベンが担当し、メリッサは製作にも参加しました。今回もベンはお馴染みの脇役として出演しています。

ストーリーはメリッサ演じるディアナが、夫に離婚を切り出され落ち込むも、一念発起して中退した大学に復学し、自分らしい人生を取り戻すものです。娘と同じ大学に通い、楽しく学んだり、若い友人やボーイフレンドができたり…と、やるせない彼女の人生がキラメキ出す最高のコメディー映画です。ディアナが何気なく若い生徒たちにかける優しい人生の教えのような言葉に、私もとても前向きな気持ちになりました。

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人生はいくつになっても楽しめるものなんだと気付かされました。相変わらずメリッサの演技もキレキレでとても見応えがあります!クリスティーナ・アギレラも本人役で登場しており、豪華でハッピーな作品ですよ◎

メリッサ・マッカーシーのエピソード

体型を気にしていた幼少期

彼女はのどかなイリノイ州で生まれ、洗面所で母親にパフォーマンスするような陽気な子供だったそうです。しかし彼女はすぐに体重を気にしていたの、小さな子供の体重なのに。とも語りました。そして「高校時代、私はずっと体重と戦ってると思ってた。チアリーダーをしたり、短距離走をしたり、重量上げをしたり、体操をしたり、テニスをしたりする写真を見返してみたら、私は他の子みたいに細くない…ずっとサイズ6だった。でも何にそんな怯えなきゃいけなかったんだろう?と彼女の高校時代を振り返りました。

AARPより引用

また彼女は、ロスに拠点を移してから運動をあまりしなくなり、不健康な食生活も相まって約11キロ太ったと言います。そして「ギルモア・ガールズ」に出演が決まってから医師監修のもと、オールリキッドダイエットと言う水や野菜ジュースなどの液体だけを摂取するダイエットを試みました。それは4ヶ月で約30kg減量する過酷なプログラムだったそうで、彼女は「もう二度とやりたくない、空腹でおかしくなりそうだった。」と語りました。-GoodHousekeepingより抜粋

古い常識を打ち負かしたメリッサのルール

ハリウッドにはその昔、古いしきたりがあったそうなのですが、それを見て驚きました。

1. 女性主体のコメディーを観客は求めていない。
2. 女性は35歳以上の者だけが映画で主演を務められる。
3. UKサイズ10以上の女性は映画に出られない。

こんな馬鹿げたルールが浸透していたハリウッドですが、彼女はそれを打ち負かしてブレイクしたのです。今では彼女を素晴らしコメディアンだと世界も認めています。女性を卑下し、形にはまった美しさを押し付ける世界は、少しずつ変わろうとしているのです。

「みんな私の役を見て「おかしい」って言う。そして私は「そう?」って答えるの。だって私はライト・エイド・ストア(アメリカの薬局)で私の役の様な人達を見た事があるよ。女性キャラクターが挑発的に振る舞うと少しおかしく見えるんだと思う。世界にはそんな女性もいるし、私達はまだそう言う演技を見慣れていないだけ。私達は普段、夫の後ろに立ってる愛想の良い女性を見かけるけど、私は形にはまらない演技をする女性キャラクターが好き。The Guardian より抜粋

InStyleから引用

また、彼女は体重にこだわるハリウッド業界についてこう語りました。

「愚かでつまらないと思う。誰も男性には「どうやって足のスタイルを保ちますか?」なんて私に聞く様な質問しない。私達はいつも人々を体重や人種や性別で決めつけるけど、世界にとって良くない事だよね。」– AARPより抜粋

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自分のセンスとスタイルで突き進む彼女は素敵ですね。

家族をとにかく大事にする

彼女は家族を大事にすることでも有名で、それは夫のベンと一緒に数々の映画を手掛けてきたことからもよくわかりますね。メリッサはベンと2005年に結婚して2人の娘がいます。

POPSUGARより引用

その他にもメリッサとベンのそれぞれの父親が「ライフ・オブ・ザ・パーティー」にカメオ出演したり、お互いの両親との交流も欠かしません。また、メリッサの両親はロスにあるメリッサとベンの所有する家で生活する事を決めました。その家はメリッサ達の住む家から数分ほどの距離にあり、メリッサは大変喜んでいるそうです。

「18歳で地元を出て以来、初めて両親と同じ街に暮らすの。まるで天国にいる気分。遠くに住んでる両親が訪ねてきてくれると、一緒にいろんな事ができて最高だよ。毎日バカげた事をするのも良いし、一緒にコーヒーを飲んだり、朝食を食べたり、集まって子供達とラミーやUnoで遊んだり、私が作った豆のスープを味見してもらったり、何よりも絶対に最高な事だよ。AARPより抜粋 

メリッサは以前のインタヴューで家族についてこう答えていました。一緒に過ごしたり楽しんだりする事を優先する、そんな素晴らしい一面も彼女は持っているのです。

何歳になっても自分らしくいる事

様々なインタヴューでメリッサは、飾らない魅力を持っていて、イメージ通りの面白い人だと書かれています。そんな彼女は歳を歳を重ねる事をネガティヴに捉えないのです。

「歳を取る事を気にしたことは無いよ。「なんで35歳のままでいられないの?」なんて事も考えた事はない。歳を重ねるほど、あなたの個性は面白くなっていく。そこには今までの人生の歴史と世界の知識と親しい人から得た素晴らしい物がある。その経験が見せてくれるものはとても面白いの。確かに衰えたり、変わっていくものもあるけど、より歳を重ねるほど、より賢く、より面白く、より知的になる。あなたはもっとあなたらしくなる。」-AARPより抜粋

InStyleより引用

また、母親と同じ年齢になった時にどんな人間でいたいか、と言う質問にも彼女は、とっても素敵で彼女らしく答えていました。

「私はクレージーでいたい。いつも私は「70代になったらカフタン(中近東のドレス)を着てターバンを巻いて、大きくて個性的なメガネをかけたい」って言ってるの。歳を取るってことは自分を知るってこと。そして知った自分を表現する。そういう力は広がっていって、世界をより幸せな場所にするよ。」AARPより抜粋

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彼女の様に、年齢を重ねる事を楽しむ生き方に私はとても感銘を受けました。本の様に、人も築き上げて重ねたページが多いほど魅力的になっていくのかもしれませんね。

メリッサのファッションブランド

メリッサは以前から洋服にフラストレーションを抱えていました。Redbookのインタヴューで「アカデミー賞に出席する前、ドレスを手配してくれる人を見つけられなかったの。凄腕のデザイナー5〜6人に頼んだけど断られた。」と告白しました。またThe Guardianにも「すべてが大変だった。何も注文は付けられないし、「これが気に入った!」と思える物も無くて。私が言えたことは「これにしよう、ゴミ袋じゃないし。」それだけ。」と悲痛な体験を語っていました。プラスサイズのドレスを探すのがとても難しかった様です。

Mashableより引用

そして彼女はそんな自身の苦い体験から、あらゆる体型の女性が洋服を楽しめるブランドを立ち上げる事を決めたのです。それは「Seven7」というブランドで、4〜28サイズという幅広いサイズの洋服を取り扱い、店頭やオンラインショップで成功を収めています。またこのブランドでは「プラスサイズ」というカテゴリーを取り払い、サイズに関係なく洋服はそのタイプによってカテゴライズされています。

アメリカの70%の女性がサイズ14かそれ以上なの。それは厳密に言うとプラスサイズになる。だからファッションブランドは大多数の女性に「あなたはうちのブランドには相応しくない」って言ってる様なものよ。それってすごく変だと思う。それはレストランを開いたとして、お客さんに「うちのお店は本来食べない人向けなんです」って言ってるのと同じ。何それ?おかしいでしょ。まだ多くの人がそうしたブランドで働いたり利用したりして、問題無いって思ってる。私はただ、何故私達はいつも全てを良い悪い、正しい正しく無い、で判断しなきゃいけないのか分からないの。私は女性の服を作るなら、ただ女性のための服を作ろうと思った。」– Refinery29より抜粋

メリッサはアメリカ女性のほとんどが当てはまらない様なサイズを通常サイズとするブランドに対し疑問を持っていたのです。確かに誰かが勝手に決めた、形にはまった通常サイズに当てはまらないからと言って「プラスサイズ」とカテゴリーするのは変な話ですよね。彼女はそんな問題だらけのファッション業界にも変化を起こしたのです。

GoodHousekeepingより抜粋

メリッサの芸能界の生き抜き方

スタンダップコメディとの出会い

「NYでスタンダップコメディのパフォーマンスをするようになって、これが好きだって気が付いたの。でもそこにはとてもネガティブで攻撃的な部分があるとも気が付いた。そしてそれを乗り切る方法は、観客とそれを共有する事だったの。私が楽観的で反撃しないタイプだからって訳じゃ無く、「胸を見せろ!」って叫ぶ男がそこら中にいた。「服をぬげ!」って叫ぶ人がいなかった場所でパフォーマンスした試しが無いよ。そんな時私は「またいつもの人?あなたが元祖だと思ってんの?あなたは本当にものすごく私の胸が見たいの?」って返すの。そして家に帰ると、その男の人をかわいそうだと思う。彼は女性に暴言を吐いていたけど、本当はとても寂しくて、女性とデートしたいって思っていたと思う。」InStyleより抜粋

彼女はパフォーマンスの楽しさと難しさを乗り越えて、コメディアンとしての演技や表現を磨いてきたのです。彼女はコメディアンが人々を楽しませ、憂鬱を晴らしたり…と、どんな存在であるのかを考えたり、観客達の奇妙な部分や暗い部分を見つめたり、そんな様々な経験を経て、彼女なりのコメディアンのポリシーを確立していったのです。

ハリウッド業界での立ち振る舞い

「私はありのままでいるだけ。それがあっという間にやって来た時の様に、変わりゆくものだって事も完全に理解してる、そんな場面も見てきたから分かるの。私は500%の力で全ての仕事に取り組んでると思う、仕事に取り憑かれているの。全ての事に関わっているんだよ、ウィッグ、衣装、メイク…それから構成の事とか、全てのパートが大好きなの。もしこれに挑戦しないで、機会を逃してしまったら地球一の愚か者だよ。」InStyleより抜粋

ADより引用

彼女は言葉通り、数々の映画の脚本や製作に関わっています。細部にまでこだわりを持ち、映画を作り上げていくスタイルが気に入っている様です。そこへ加えて配偶者のベンが監督を務めたり演出したりと、メリッサの個性が色濃く残る素晴らしい作品が出来上がるのも頷けます。

常に野心を持っている

「とても野心があるの。仕事が大好きだから、いつでもより良くなりたい。とても自分自身で葛藤しているよ。私達は脚本を何度も何度も書き直すの、映画が完成するまで。そして私はいつまでも「このシーンに3行セリフを追加して良い?」とか言ってる。何かを勝ち取るためじゃ無くて、私達のできる仕事が大好きなの。私達はいつも私を中心にジョークばっかり言ってる。ベンは落ち着いているのが好きだけど、私は感情的でいたい。作り上げて、行動したいの。」InStyleより抜粋

彼女はとても仕事に熱心で、仕事が大好きだと言う事がとてもよく分かります。より良くなるために葛藤し、こだわりを持って行動する彼女の姿勢がハリウッドでの成功の鍵かもしれませんね。

おわりに

いかがでしたか?悲しい事や辛い事もある世の中ですが、メリッサの様に世界を明るく照らしてくれるコメディアンがいてくれると、本当に救われますね。パワフルで個性的で、何事にも前向きな彼女を見ていると、とても勇気がもらえます。簡単ですが忘れてしまいがちな、笑って楽しく、そして自分らしく生きると言う大切な事を思い出させてくれるのです。今回ご紹介した映画の他にも、彼女の演技が光る作品がまだまだありますので、気になった方は是非チェックしてみてくださいね!きっとメリッサワールドの虜になりますよ◎

GLAMOUより引用

コメント

  1. 宮本 典子 より:

    メリッサの大ファンなので、嬉しくて楽しい気分で、一気読みしました!
    知らない事が沢山あり、メリッサの魅力を再確認❤️益々、好きになり

    これからも楽しみにしています。

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